【スタッカート】
音を切り離すという意味のスタッカート(staccato)ですが、速いテンポで上向・下降形を発声すると、スピードについていけずに切れ味が悪くなります。音を喉で切らずに腹で(横隔膜と斜腹筋を使って)切りましょう。
【カデンツ】
3つのブロックに分かれてカデンツを聴き合いました。回を重ねるごとにハーモニーが良くなってくるのが実感できます。
【高音を抑えると・・・】
「心の四季」の『風が』の一節“ひとは みえないじかんに みがかれている”の、“じかんに”の箇所で(p7の4小節目)で、ソプラノは4度上がった♭ミの音【に】を抑えて歌います。高い音を小さく歌うと、ピッチが下がりがちになるので気を付けましょう。
【縦のライン】
同じく、テノールとバスは“じかん”の2分音符の【ん】を出すタイミングを、女声の4分音符の【ん】に合わせるように意識して、縦のラインを揃えましょう。
【こもった音色】
pppで始まる冬景色:“ゆきがすべてをまっしろにつつむ・・・・”のフレーズは、【こもった音色】に変えるように作曲者が指示しています。難しい表現ですが、この冬景色をイメージして歌いましょう。
(たわら)