*【Cavalleria Rusticana カヴァレリア・ルスティカーナ】
7月15日にルーマニアの歌姫ブラデスクさんがレントに来られますが、次回のコンサートで歌うこの曲をブラデスクさんに聴いていただくということで、急遽45頁以降の音取りをしました。オペラ対訳プロジェクトに記載した歌詞と訳詞を添付ファイルをご参照ください。
(曲の解説:ウィキペディアを参照)
「カヴァレリア・ルスティカーナ」(Cavalleria Rusticana:田舎の騎士道というほどの意味)は、イタリアの小説家ヴェルガによる小説と戯曲、およびマスカーニが同戯曲に基づいて作曲した1幕物のオペラで構成されるが、特にイタリア語圏以外では最後のオペラ作品が有名。シチリアの山間部を舞台として、貧しい人々の暮らしを背景に、三角関係のもつれから起きる決闘で命を落とした若者の葛藤を描いたもの。
1890年に完成したこのオペラはイタリアで圧倒的な人気を博し、マスカーニはたちまちオペラ界の寵児となった。
(あらすじ)
シチリア島の村の若者トゥリッドゥ(TURIDDU)は、兵役で村を離れているときにアルフィオ(ALFIO)という男と結婚してしまった恋人ローラ(LOLA)に対する未練を打ち消すため、村の娘サントゥッツァ(SANTUZZA)と婚約した。
しかしLOLAへの気持ちは抑えがたく、いつしかよりを戻した二人は逢引を重ねるようになった。
嫉妬したSANTUZZAはALFIOに二人の仲を告げ口をし、それが二人の若者を決闘へと追い込みTURIDDUは落命する。それは復活祭の日の出来事だった。