12月16日は久々に、ルーマニアでのコンサートを終えて帰国された早河先生がレッスンに加わりました。
【上がるときは下がる】
高い音を出すときは伸びあがりがちですが、逆にからだの重心を下げます。
歌う際には膝を柔らかくして立ちますが、高音を発声するときに腹斜筋を働かせてお腹の内圧を上げると、自然に膝が軽く曲がり重心が下がります。
【息の流れに声を乗せる】
声を出すちょっと前に息を出しはじめることが大事です。先に出したその息の流れに声を乗せます。ある人は「0.1秒だけ息を先に出す」と表現してました。
【音程を上げるには?】
私たちアマチュアが陥りやすいのは本来の音の高さに達しないで、音程が下がる(ぶらさがる)ことです。音程を上げるにはどんな方法があるでしょうか?
・目標のちょっと上を狙う。
・口を縦に開く。
・腹圧を上げる(支えを強める)。
・同じ音が続くときは、音程を上げるように意識する。
【全部が水平】
歌うときの理想的な境地は、「上(高音)を高く感じず、下(低音)を低く感じずに、全ての音が同じ水平線にある感覚だそうです。
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