遅くなりましたが、8月24日に演習した"Cavalleria Rusticana". Regina Coeliに関して、井上先生からご指導をうけたことの要点(全パート共通)を記しておきます。
1)歌い始める際に、声を届ける焦点を合わせる。例:2階席の中央
2)最初のフレーズで中心になる言葉は”laetare“の[ta]だということを全員で意識する。
3)全音符の箇所では拍をしっかり感じて歌う。これをおろそかにするとテンポが乱れる。
4) 半音で変化するところは(ポルタメントにして)だれたりしないで、階段を付けてはっきりと変化させる。
5)(歌詞の心を大切に歌うことは重要だが)歌詞にのめり込み過ぎると体に力が入り響きが失われる。客観的な観点も保って歌うことで歌声に広がりがでる。
6)p45の下段、“sicut dixit(言われた通りに)”の前で、ブレスをして押す。
7)細部までキチっと正しく歌う。
併せて、下記のyoutubeの音源も参考にしてください。 俵
Cavalleria Rusticana-INTERMEZZO-Georges Prêtre-Chorégies d'Orange
Elīna Garanča - Ave Maria (Mascagni)
https://www.youtube.com/watch?v=4V3Mo4Q8_TE&list=RDB2POntPo9Bg&index=5
P. Mascagni - "Cavalleria Rusticana". Regina Coeli