今日は、ルーマニアから来日したダニエラ・ヴラデスクさんと指揮者の井上先生をお迎えして、15分間の「ミニ・コンサート」と、井上先生によるオペラ「カヴァレリア・ルスティカーナ」の歌唱指導がありました。
交通渋滞に巻き込まれてお二方の到着が遅れ、井上先生によるご指導は5分間の短いものとなり、細かなご指導はPreghiera（祈り）の最初のフレーズだけになってしまいましたが、ダニエラさんと早河先生によるSantuzzaの歌声と一緒に、p45からp66までを井上先生の指揮で歌いました。
井上先生のご指導；
➀ 冒頭のReginaのRを早く用意してReの発声のタイミングを合わせる。
➁ はっきりと発声する。
➂ 最初の6小節 “Regina Coeli, laetare”を歌うことを頭に入れて、このフレーズの終わりを考えて歌い始める。
➃ 一つの単語laetareを途中で切らない。
因みに、“Regina Coeli, laetare”は「天の女王（マリア様のこと）よお喜びください」の意です。
その他に、マルカートやクレッシェンドすべき箇所など、随所にオペラ特有の盛り上がりを表現する指揮に接することができました。
井上先生、ダニエラさん、ありがとうございました。
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