・発声練習での早河先生の注意事項
【ジラーレ】 久しぶりに出てきましたね。発声の基本です。口の中に空気のたまごを含んで口腔の空間を広げ、空気を回わす（ジラーレ）ように意識する。
【波動】 発声に伴う振動が鼻から眉間そして頭蓋骨まで伝わり、それが波動を作る。その波動が他のパートの波動と作用して倍音を作る。
【フレーズの中の流れ】 一つひとつの音を正確に出したら、次はフレーズの中で一つの流れを作る。縦のハーモニーに、この横の流れを加えます。
【強弱】 最後に強弱（アーテキュレーションとかディナミークといいます）を付けて表情を加える。
【意識】 一音、一音に意識をもってアプローチする。
・歌唱練習
相変わらず指揮を見ないで歌うため、テンポがバラバラになって音楽になりません。
しゃべりが間に合わない、気持ちよく歌ってしまう等も原因ですが、問題の原点は「指揮を見ていない」ことに尽きます。「指揮が見えるように譜面を見る」ことを常に意識する。そのためには顔を上げて譜面を見る癖をつけるが必須です。
（たわら）