練習日誌

レント、5月13日の練習日誌

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【ゆれをぼけにしない】
音楽には定められた速度(tempo)がありますが、表現すべき感情の起伏に応じてテンポを自由に変えることがあります。音楽用語としてはtempo rubato(ルバート:原義は盗まれた速度) がありますが、波のゆらぎを表現するファジーに近いのかもしれません。ただしこれは正しい刻みに裏打ちされたときにその良さが出てくるもので、それがないと単なる「ぼけ」になってしまいます。
フォスターの「夢路より」は9/8拍子の曲ですが、伴奏の8分音符の刻みを常に意識することが大事です。

【ffは張り上げずに鳴らす】
 「夢路」にはffで歌い上げる箇所があります。ffはえてしてピッチが下がりがちになるので、声量の大きさよりも鳴らすことに意識をもっていきましょう。

【同音は階段を上るつもりで】
 「みずすまし」にはフレーズの最後が同音の連続で終わる所があります。このようなときには階段を上がるつもりで歌います。この意識がないとピッチが気が付かないうちに下がりがちになります。

今日の練習であやしげな箇所は、必ず次回までに確かなものにしておきましょう。

Tawara

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