練習日誌

レント、11月11日練習日誌

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11月5日の「ちがさき合唱のつどい」を終えて一つの節目をクリアーしたこの日の練習は、フォスター・メロディ「おおスザンナ」と心の四季「流れ」を練習しまた。

【お喋りと歌】
・お喋りするときと歌うときの声では全く違います(稀には同じような人もいますが)。それは口の中の共鳴空間の意識の有無です。発声練習の時は普段のお喋りのことは忘れて、軟口蓋と鼻の奥の共鳴空間を広げる意識を持ちましょう。

【口の中のタマゴ】
・毎回のように指導されるのは「口の中に空気のタマゴを入れる」ことです。ただしタマゴはタマゴでも鶏の卵でなきゃいけません。うずらの卵になっていないかチェックしましょう。

【耳ダンボ】
・この日は初めての試み《ペアー声聴き》を練習しました。組になった隣の人の声に耳を傾けると不思議なことに周りの声が耳に入ってきます。隣の声を聴けば自然と耳がダンボになる・・・新発見でした。

【おおスザンナ】
・「おおスザンナ」はフォスターが22歳の時1848年の作品。1846年~1848年のアメリカ・スペイン戦争で、アメリカは現在のテキサス、カリフォルニア、ニューメキシコ、ユタなどの多くの領土をメキシコから獲得。そしてその戦争が終結してから間もない1848年の初め頃、獲得したばかりのカリフォルニアで金鉱が発見され、有名なゴールドラッシュの時代がはじまりました。誰もが一攫千金を夢見てはるばる西部へと荒野を幌馬車隊で長旅を続ける中、その道のりで「おおスザンナ」が多くの人々によって愛唱され、フォスターの曲はまたたく間にアメリカ中の人々に知られることになったとされています。
バンジョーのリズムに乗って楽しく歌いましょう。

【流れ】
・初回練習のこの日は、12/8拍子のリズムを身に付けるべく、敢えてゆっくりとしたテンポで譜読みをしました。この曲は「豊かで大らかな流れ。その水流を噛む馬のように流れに逆らう岩。水中には強靭な尾で水を蹴り遡っていく魚。豊富な水流は・・・(静岡混声合唱団ひびきHP)」と表現されているように勢いのある雄壮な曲ですが、作曲者の高田三郎は演奏上の注意で、『12/8のリズムをよく守るよう。即ち、8分音符を短くはねて付点8分のようにしてはならない。レガートも考えるよう。』と注意を喚起しています。

tawara

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